書き直し Little Fires Everywhere

ドラマ化もされた話題の作品ですね。
とても読みやすく、面白かったです。
同様にたくさんの人種が交じり合い、色々なクラスの人との繋がりがある所で暮らしていますが、ピンとこないことが結構ありました。
特に白人の夫婦が中国人の子供を養子にする、という問題。
外野がものすごく嫌な意見をさも正当な感じで声高らかに訴えている感じが、いつまでも悲惨な差別が無くならない要因だと思いました。
社会の問題を解決したいがための問題提起が逆に進んでいると感じることが常日頃から多々あります。
この作品は中立の立場をとってはいません。正しいか正しくないかがはっきりしないところに明らかに片方を批判しサイドをとっていると感じました。
「私は弱者に寄り添ってます」アピールを実際には全くそのサイドにいない人が行っているのは明確だし、そういうところが見えると同じタイプの人たちが共感するだけでいくら頑張っていても実際に世の中は動かないと思います。
そういった意味であまり好みの作品ではありませんでした。
6 out of 10
世の中はたくさんの善人に溢れています。実際にすぐ隣りに困っている人を助けてくれる人はたくさんいます。
公共の機関もチャリティの団体もいっぱいあります。
そのことをもっと広く伝えて欲しい。
誰かを批判するのではなく、辛い思いをしている人、困っている人、たくさんの人が助けを求めやすい世の中になるように、そういう活動をしてほしい、そう願います。