フレンチコメディです。
ある男が仕事帰りに自殺しようとしている男を助け、その後もあれやこれやとそいつの世話をするのですが、こいつが、なんていうか、やたらと手のかかる大変な男で、、、、、、
主人公がとても優しく困っている人を放っておけなくて手助けをするのですが、自分がどんどんトラブルに巻き込まれて行くところが笑いを誘うところ。
対称的に、助けてもらう側の男がなんともいけしゃあしゃあとしていて腹立たしい所も、笑いのポイントであったりします。
主人公にはフランスのデニーロ?デニーロにマーティン・シーンを混ぜたようなダニエル・オトゥール。カッコいいし好感もてます。以前に観た映画はジュリエット・ビノシュと共演した何とも暗ーい「Hidden」というものだったので、コメディをやっているのが意外でしたが、素敵でした。
4 out of 5
「Sugarhouse」
私にとっては「何をみても出ている」というくらい「仕事しすぎじゃないの?」と思ってしまう露出の多い英俳優 Steven Mackintosh 主演作品。
バーバリーのコートに身を包んだ明らかにミドルクラス、シティワーカーlooking の男が拳銃を購入したいとストリートギャングに接触する。
拳銃の調達をした若者は、受け渡しの日になんやかやと言い、前日の言い値より釣り上げようとする。この若者はローカルドラッグディーラーに借金があり、その分をこの堅気の人物に払わせようと考えている。
で、お互い駆け引きをしたり、噛み合わないような合っているような会話をしながら、歩み寄りを見せるところが延々と続くのですが、その密室会話劇が面白い。
まず、クラスが違うためのすれ違いも会話の中によく描き込まれていますし、ミドルクラスの哀愁vsギャングの苦悩なんかも面白く表現されています。
とにかく銃が欲しい男とより多く金が欲しい男で、激しく口論したり、どちらかが泣きを入れてみたり、とどちらも優勢になったり劣勢になったりを繰り返し、最終的に決裂した頃、ローカルギャングの威張った奴(Andy Serkis)が登場し、下っ端ギャングに非情なまでの暴力を開始したところから、主人公男性が彼を放っておけなくて逃げずにこのボスギャングと体を張って闘ってしまう話に展開します。もちろん彼の生活の中でフィジカルな争いなどはないですから、へなちょこなんですが、それでも自分を騙そうとしていた青年を置いていくことができずに頑張るんです。
マッキントッシュとサーキスの二人の中堅どころを起用しながら、銃の火薬代がかかっているだけであとは何にもお金遣ってないんじゃないか?と思うくらいの低予算映画です。
私はそこそこ楽しみましたが、映画にするほどじゃないですな。3 out of 5