GOEMON

「GOEMON」見ました。
特に石川五右衛門のファン(ルパン三世では次元が好き)でも江口のファンでもないけれど、前々から江口の仕事の選び方はうまいなぁと思っていたので、ハズレないと思って。
監督に関しては、甘ちゃん(死語?)な宇多田ヒカルの元夫、という知識しかなかったけれど、宣伝を見ている限り新しい時代の映像が楽しめるのかな、と期待して。
ごちゃごちゃ言っているけど、要するに単なる大沢たかおのファンなんです、私。
それで作品はですね、良し悪しは別として、面白かったです、いろいろな意味で。
でもこれは「映画」じゃないです。ちょっとストーリー性のあるゲームソフト。 せっかくの豪華キャスト、役者の半年にわたる努力、演技力もCGの使い過ぎで台無し。「Lord of the Rings」や「Star Wars:Clone wars」が好きな人にはこれでいいの?(Star Wars、マジでゴエモンならぬ、2時間のゴウモンでした)
プロットは面白いし、衣装や美術も結構いいと思うんです。いかにも外国人受けしそうな豪華な衣装、私は楽しめました。色々な映画をぱくるのが最近流行っぽいので、タランティーノのキルビルを意識していたり、最後は明らかに米ドラマの「HERO」のパクリが出てくるのも楽しい。でもこの監督、遊び心でぱくっているのか、本気で自分のものとしているのか微妙だな、と思いましたが。
ところが、編集が最悪。前半はそれほどなかったはずなのに、突然ブツッと切れて真っ暗な画面になって、シーンが変わることが度々。どうして?奥田瑛二が俺様の死ぬところは映すなとか言ったのか?ありえないよね。
監督が明智光秀役で出ているのも、私は好意的にみているのですが、エンディング・クレジットがすごい!
「あれもこれも僕がやりました!」監督の名前、何回出てきたでしょう?あんまりスタッフに対するリスペクトが感じられません。
役者に対しても、そうです。特に、キャストの要潤の扱いひどくない?あれだけ出ずっぱりで、しかもあんな人物描写の全然できてない薄っぺらな役を熱演してあげているのにもかかわらず、一瞬しか出てこない玉鉄と同じ扱い?ゴリより格下?ファンじゃなくても、あんまりだ、と思いました。せめて、殺されるシーンくらい映してあげてよー!
それに玉鉄、ポスターにもしっかり出ているし、あんなキャラの濃いメイクをしてもらっているのに、本当に最初からあれだけの役?本人以上にメイクさんが可哀そう!
そのほか、ゴリがしつこい、オルゴールがうるさい、肝心なところでなぜ五右衛門は飛ばないんだ、やりすぎなシーンもあって「監督、病気?」とか、広末の魅力って何?などなど色々言いたいことはあるんだけれど、最後に一つだけ。
大沢たかおがあまりにも男っぽくって嫌でした・・・(年季の入ったヤサオトコ好きですから、私)