hinajiro読書録

読書録

13 Conversations about one thing

hinajiro

 ウィットに富んでいて気のきいたセリフで展開していくオムニバス。
 全く違うタイプに見えてどことなく似たところを持った人たちが主人公。それぞれがどこかでリンクしています。
 正義感が強く弁護士の仕事に誇りを持っている人、型にハマった自分の人生の殻から抜け出したい人(いい歳したオッサン)、自分にも他人にも厳しい偏屈な人、何事もポジティブに受け止めることのできる人、そんな彼らに予想外のことが起こった時、それぞれが自分でも予想のしない対応をしてしまうことが、この作品の見どころ。
 自分の信じているものに疑いが生じた時・・・・・
 (そういえば正反対なものとして、聴き読みしたアリスにも impossible なことを possible だと信じ込むトレイニングをしている人が1人いたなぁ・・・・)
 
 ちょっと哲学的で難しい面あり、中だるみしたことは否めないけれど、脚本がなかなか良い作品とみました。
 演技しなくても雰囲気だけで「演技派俳優」ポジションを確保しているアラン、今回もこれといった演技をしたわけでもなさそうだけど、やっぱりカッコいいし、貫禄がある。
 それより何より、マシュー・マコノヒーがこんな細くてヒョロっとしたのを見たのは初めてじゃないかな。これが一番この映画の中で印象に残った点。彼、全く持ってタイプじゃないけれど、コメディに出ているよりシリアスものに出ている時の方が好感度あり。

 難しかったので、7 out of 10 くらいですか。


 そういえば今唐突に思い出したけれど、

 「Becoming Jane」

 というジェーン・オースティンを主人公にした映画もずい分前に観ました。
 あんまりパッとした印象のない映画で、マカボイもいまいち魅力がなかったような。
 ジェーンの決められた結婚相手への失礼な態度が気に障りました。全然イヤな奴じゃなさそうだったのに。
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