Michael Sheen in The Damned United

1997年の作家オスカー・ワイルドを主人公にした映画「Wilde」を見たその時からマイケル・シーンが大好きです。「Wilde」ではちょっと不気味な役を演じていたと思いますが、あの映画はどちらかというとジュード・ロウの出世作として有名ですね。ジュード、ものすごくカッコ良かったもんね、あの頃は。あとはオーランド・ブルームの初の映画だったって知っていました?(見つけられたらスゴイ、というくらいの一瞬のチョイ役)
でもなんといってもマイケル・シーン。映画自体はマイナーでしたが「The Four Feather」も「Timeline」も良かったし、「The Queen」でのトニー・ブレアのミミック(?演技と呼んで良いかどうかは疑問)も最高。
この映画は単にマイケル・シーンめあてであって、フットボールものだし実在の人物についての話なので英国人だけが楽しめるようなタイプの作品なんじゃないのかとストーリーには全く期待していなかったけれど、すっごくおもしろかったぁ。タイトルもいまいちだし、スポーツがテーマだとなかなか手が伸びない方もいるとは思いますが、これは見やすいしお薦め。
2部リーグのドンケツをさまようダービーのマネージャーのブライアンは相棒のピーターと共にこの状況を何とか変えていこうとチェアマンに相談することもなく、業界じゃもう年で使えないと思われているベテラン選手(ただし値ははる)とどこの誰かも分からないような若者二人をスカウトしてくる。チームは奇跡的に変化を見せ、グングン勝ち抜き1部リーグへ上がるどころか1部ですらリーグ優勝をしてしまう。
ヨーロッパでの試合を控えた直前にあったのは、それまで群を抜いて長年一位に君臨していた乱暴かつ汚いプレーで有名なリーズ。主要選手はヨーロッパへ備えて温存しておこうというチェアマンの意向を無視し、ベストメンバーで憎きリーズと対戦したブライアンのチームは、メインのプレーヤー数人が怪我でしばらくプレイのできない状態までリーズに痛めつけられる。
ついにブライアンとピーターはチームを追い出されることに。
その後ブライアンの選んだ移籍先は、なんとあの憎きリーズ。ピーターは一緒に行くことを断る。
リーズのチームが勝利してきたのは実力でも何でもなく汚いプレイによるものだと信じているブライアンは、クリーンな試合をできるようにチームの立て直しを図るが・・・・・
主人公のキャラクターがとても魅力的。まず気が強くて口が悪くて自分勝手で、でもフェアプレイが好きだったり、純粋だったり。もうフットボールが好きで好きでたまらないというところが明らかで、色々なニュースや勝利の度に喜びを全身で表すので(特にピーター役のティモシー・スポールと抱き合ってキスするシーンは何度も出てきて微笑ましい)、見ているこっちまで気持ちが盛り上がってきます。
マイケル・シーンは期待通り最高。カッコいいし、上手い!!!これ以上何を求める?という演技力だと思うんですがねぇ・・・・
監督は「King's Speech」で名を売ったトム・フーパー。私は断然こっちの方が好きですよ。
笑えるところは所々あったけれど、私のお気に入りは最後に本物のブライアンとピーターがトーク番組に出ている映像。ブライアンが話している途中で、「たまにはピーターからも話を聞きたいんだけれど」とプレゼンターが言うところ。ブライアンの世間での評価がどんなだったかが一瞬でわかるオチみたいになっています。
9 out of 10 全く期待していなかったのに大あたり!マイケル・シーンが大好きな方(いる?)には必見の映画ですよ。
今日の日記:
昨日フットボールの映画を楽しんだ後は、今日の息子のフットボールの試合ですよ。
うちの子の活躍のほどは微妙だけれど、チームは4-0で勝利。ようやく軌道に乗ってきた感じかな。
Captain R の仲間の6年生は全員抜群の運動神経を持ち合わせているけれど、なにぶん性格が大人しいのでね、フットボールとなると圧しの強い子の多いチームがやっぱり強いので、見ていて快活な感じがしないんだよねぇ・・・・ま、とりあえず、めちゃめちゃ「クリーン」な試合でした。あ、ユニフォームとシューズははドロドロですけどね。