The Worry Website : 追記あり

ジャクリン・ウィルソンの作品です。
娘は気に入っているようで、何度も読み返しています。
担任の先生がクラスのコンピューターに Worry Website というのを立ち上げます。このサイトはクラスのそれぞれが匿名で悩み相談をし、それにみんながアドバイスをする、というものです。
6人の子供の相談がそれぞれチャプターとなっています。子供たちは実に色々な悩みを抱えています。義理の親のことだったり、障害を抱えた家族のことだったり、勉強についていけないことや友だち関係など。
この本の特別なところは、そのうちの一つのストーリーが、ジャクリンのファンの12歳の女の子の作品だということです。自分の作品が有名な作家に読んでもらえるというだけでも素晴らしいことなのに、その作者の作品の中に採用されるなんて夢のような話ですよね。後ろにおまけみたいについているのではなく、本篇として挿入されているんですよ。
最初のストーリーを書き、「あなたもこのクラスの一員になって悩みを相談して応えるストーリーを書きましょう」というコンペティションを行うと、15,000人が応募してきたそうです。どれも良い作品でしたが、中でも飛びぬけて良かった作品を一作選んだようです。最初は最後に入れようかと思ったそうですが、ラストがハッピーエンドではなかったので、後ろから2番目にして、最後に読後感が良くなる様に自分の作品を付け加えたそうです。相変わらず読者に対する心遣いが感じられますね。
追記:6月9日
追記というより、単なる「子供自慢」ですが、この記事とちょっと関係している(?)ので。
Nancy の書いたショートストーリーが National Young Writers Award のショートリストに選ばれました!
なーんて。なんかすごい名前のついた competition ですが、単なる学習塾チェーンが開催したものです。通ってもいないのに応募しました。Winning Prize はディズニーランド・パリへの家族旅行と£500の図書券。いくら本を買う我が家も£500は多いなぁと思ってよくよく読むとそっちは通っている学校に与えられるそうです、がっかり。
それで授賞式への招待状が来たのはいいのですが・・・・・
Congratulations! と読み「やったぁ」「すごーい」と盛り上がった私たち。落ち着きがなくせっかちな私はその時点で早速お父さんにも電話。ところが次が、
Dear Lucy,
って誰?えー!!!一気に盛り下がりましたよ。
すぐに「Lucy も Nancy も二人とも選ばれていて、手紙の入れ間違いだと良いけれど・・・」と問い合わせのメールを送るとあっとう間に返事が来て、
Yes, both girls have been selected and we thought Nancy's story about the Mars Bar is hilarious!
と書いてありました。great や brilliant じゃないところが、正直な選考委員だと思います(笑)
なにはともあれ、喜ばしいことではないですか!
Nancy にとっては夢への第一歩ですねぇ。彼女の夢は作家になること(イラストも自分で描きたいそうです)と、ファッション雑誌のライターになることですから。